地球探検 バングラデシュ人民共和国 佐藤真奈隊員 2
『クシクシ☆ハシムク』 -2
皆さん、お久しぶりです!南アジアのバングラデシュ首都ダッカよりクシクシハシムクなレポート第二弾の今回はバングラデシュの首都ダッカで環境教育隊員として一体どんな活動をしているのかをお届けしますね!
私が活動をしている場所・ダッカは日本で言えば東京にあたり、地方よりも更に人口が密集している為にゴミの量も尋常ではありません。残念ながら人々のモラルが高ければあちらこちらで写真のような光景が見られることはないはずなのですが、ベンガル人に「ゴミはどこに捨てているの?」と質問をすると「路上です。」と言う残念な答えが返ってくることもしばしば。もちろん、皆が皆同じではありませんよ! 私の配属先であるダッカ市役所の清掃員の方々は朝5時から365日休みなく毎日街中をキレイにすべく一生懸命仕事をしています。 皆、私のことを「マナアパ~(日本語で言うとマナお姉さん)」と呼び、私も皆を「アップー(お姉さん)」と呼んでいます。女性に対して「おばさん」と呼ぶのは万国共通で失礼ですからね、男性スタッフには特に強く言い聞かせる様にしています(笑) 話が若干それてしまいましたが、ここからが環境教育隊員としての活動の紹介です!フィールドワークである私は常に毎日同じ活動をしているわけではなく、ある時はダッカ市役所の清掃管理局の職員の方と一緒に地域住民の声を聞きに行き、ゴミの散乱状況やその地域独特の問題点を吸い上げに行きます。そしてその声を事務所に持ち帰り、その声に応えるには何が必要なのかを検討をします。 またある日は、地域住民に事務所まで来て頂き、やはりその地区独特に起こりうる問題点を解決する為の会議を開くこともあるのです。
また、ダッカ市役所の職員の方々と共に市内の学校へ出向き、環境教育の授業を行う時もしばしばあります。子供達のエネルギーって凄い!!学校を訪問する度に痛感します! そしてまたある時は同期隊員が活動している省庁へ出向き、環境教育の出前講座をさせて頂く機会もあります
このように沢山のフィールドに出向き、多くの人と出会う中でゴミの捨て方のマナーを改めて知ってもらう機会を多く作りながら一箇所でも多くの場所がきれいになっていくことを信じて地道な活動を続けています! 次回は私たち(実はダッカ市内には私の他に数名の環境教育隊員がいるのです!)環境教育隊員が立ち上げた大きなキャンペーンについてお届けしますね! では、アバールデカホベ!(また会いましょう!) |
バングラデシュ人民共和国 佐藤真奈 平成24年度2次隊 職種:環境教育 配属先:ダッカ市南市役所