地球探検　ブータン王国　伊東瑞歩隊員　１６

　お好み焼きは材料を揃えておき、ブータン人には、焼き・味付け(ソースやマヨネーズを用いて)を経験してもらいました。ひっくり返したり飾りつけしたりする作業を楽しんでいました。また、パーティーの後にも、「家で作ってみた」という話も聞きました。

　準備した料理で、“いなりずし”の評判がよかったです。寿司飯の“酸味”はブータン人になじみのない味なので、意外な反応でした。ブータンではいなり(油揚げの部分)が入手できないので、「代わりに使えるものないかなぁ？」と話し合っていました。それだけ気に入ってくれたようです。

　　
ひっくり返す作業　「１、２の３！」と2人掛かりで行いました。

　　
味付け作業　真剣な表情で開始し、かわいいお好み焼きが完成しました。

焼き時間に撮影

　パロ（首都から車で1時間）にある『シンゲ・ダ』というお寺に行きました。山の中腹にあるため、ふもとから約40分かけて登りました。お供え物（線香、お菓子など）をそれぞれ背負っていく姿は、ブータン人ならではのたくましさです。帰り道、ごみを拾いながら下る姿にも感動しました。

お供え物をリュックに詰めている様子

ゴ・キラで登ります。

下からみたシンゲ・ダ

シンゲ・ダから見える景色(パロの街)を背景に撮影