地球探検　ブータン王国　伊東瑞歩隊員　２１

　他隊員（助産師）と連携して、妊産婦に対する出張栄養教育（トンサ病院）を行いました。トンサ（標高：2080ｍ）は、中央ブータンに位置し、ティンプーから車で約7時間の場所にあります。

助産師隊員が作成したポスターの前で撮影

＜5歳以下の子どもを持つ母親に対する栄養教育＞

　低栄養の子どもも多いとのことで、正しい食べ方や食事のアドバイスをしました。ブータンでは、幼い時からチャンケ（日本でいう甘酒のようなアルコール製品）やバターを与える習慣が残っています。

＜妊婦への栄養教育＞

　妊娠中に気を付けるべき食べ物や体重管理の必要性などを教育していました。たんぱく源（肉や魚、卵など）を食べてはいけないと思っていたり、貧血になりやすいことを知らなかったりする人もいました。

講義の様子

　トンサの学校も訪れました。そこでは、昼食に家族や友達とお弁当を囲む様子が見られました。