地球探検 パプアニューギニア独立国 泉田裕章隊員 20
レポート20
20. ボランティア活動を終えて
私は今、青年海外協力隊の理数科教師として、パプアニューギニアのマヌス州、州都ローレンガウのマヌス・セカンダリー・スクールに配属されています。今回は、「2年間の活動報告」をしようと思います。 |
1 配属先での活動
数学の授業 パソコンの授業 進級・進学テストの過去問題集の作成 授業評価、ティーム・ティーチング
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2 配属先以外での活動
ユニセンター(塾・予備校のような施設) |
3 日本との関わり
掲示板 日本文化や日本語の挨拶、福島県のことを紹介する掲示板を作りました。やはり日本に興味を持つ子ども達、教員が多く、簡単な挨拶をすぐに覚え使っていました。パプアニューギニアには公用語であるピジン語だけでなく、トクプレスと言われる現地語が800言語以上あると言われています。なので、日本語も意外と簡単に話せるようになるかもしれませんね。 文通 寄贈3回
このように、「見える寄付」をすることができました。世界が繋がっていると感じること、助け合う精神を共有することができました。仲介役であった私も、多くの人の協力と理解が得られたことをとても嬉しく思いました。 |
4 活動を終えて
「地球探検」を通して、パプアニューギニアのこと、マヌス島のこと、私の活動のことなど、多くのことを発信してきました。みなさんはどんなイメージを持ちましたか?今後も教員だけでなく、色々な機関でボランティアの援助が必要である国のひとつであることは確かなことです。それと同時に、ラスカルと呼ばれる強盗集団がいること、部族間の争いがあること、治安が悪い地域も多くあり危険な国であることも確かなことです。 この2年間、多くの人の助言や援助がありました。本当にありがとうございました。 |