ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 消防保安課 > 硫化水素による二次被害にご注意ください

硫化水素による二次被害にご注意ください

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

 最近、各地において、硫化水素による自殺や、それに伴う二次被害が多発しております。
 身の回りで異臭を感じた場合などは、次のとおり対応してください。

・建物、部屋や停車中の自動車から異臭がした場合には、不用意にドアや窓を開けない。

・消防や警察に連絡するとともに、現場から離れて、風上へ避難する。

・万が一ガスを吸い込んだ場合は、速やかに医療機関に受診する。

硫化水素の特徴

 空気より重く、無色、水にもよく溶け弱い酸性を示し、腐った卵に似た特徴的な強い刺激臭(腐卵臭とはそもそも硫化水素を主成分とする臭いである)があり、目、皮膚、粘膜を刺激する有毒な気体である。

危険性

 独特の臭気があるが、嗅覚を麻痺させる作用があるため、濃度が高くなると逆に匂いを感知できなくなる。このため、濃度が致死量に近づいているにもかかわらず、それと気づかないケースが多いため注意が必要である。