ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 原子力安全対策課 > 福島第一原子力発電所における地下貯水槽からの漏えいについて

福島第一原子力発電所における地下貯水槽からの漏えいについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年8月20日更新

福島第一原子力発電所における地下貯水槽からの汚染水漏えいについて

 4月5日23時35分、県は東京電力(株)から、福島第一原子力発電所において、地下貯水槽No.2の一番外側のシートと地盤の間に溜まっていた水を分析した結果、通常の地下水より高い濃度の放射性物質が検出されたことから汚染水が漏えいしたとの通報連絡を受けました。

 その後、地下貯水槽No.2の汚染水を他の貯水槽に移送していたところ、4月7日に貯水槽No.3、4月13日に貯水槽No.1においても漏えいが確認されました。

 このトラブルに対して、県は、佐藤知事以下による関係部長会議を開催するとともに、国への緊急要望及び東京電力(株)への申し入れを行いました。

概要

東京電力株式会社のホームページ

最近の内容

 ⇒以前の内容については、東京電力のホームページ(報道関係各位一斉メール)をご覧ください。

 ⇒サンプリング結果についてはこちら

東京電力から受けた通報連絡の内容

県の対応

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月6日(土曜日) 3時から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内
  • 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 古市正二
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社 福島広報部技術総括グループマネージャー 白井功
  • 申入内容
    (1)地下貯水槽No.2の汚染水を速やかに移送するには、取り得る限りの資材を投入し、短時間で完了させること。
    (2)汚染水の移送に当たっては、安全を最優先とし、環境影響を拡大させることがないよう、作業や貯蔵等のリスク管理を徹底すること。
    (3)移送先の地下貯水槽No.1は、地下貯水槽No.2と同様の構造仕様であることから、漏えい検知に万全を期すこと。
    (4)漏えいした汚染水による地下水及び海洋への影響が懸念されることから、的確なモニタリングにより、影響の把握を行うこと。
    (5)地下貯水槽No.2の漏えい原因については、徹底した調査を行い、速やかに再発防止対策を講じること。
    (6)県民への情報提供に当たっては、その影響によるリスクや対策の見通しを分かりやすく説明するなど、迅速、正確かつ丁寧に行うこと。

庁内関係課長会議の開催

  記

  • 日時 平成25年4月6日(土曜日) 9時から
  • 場所 県庁本庁舎 5階 正庁
  • 出席者 生活環境部次長(県民安全担当)、総合安全管理課長、総務課長、エネルギー課長、避難地域復興課長、災害対策課長、水産課長、原子力安全対策課長
  • 議題 福島第一原子力発電所の地下貯水槽からの漏えいについて
  • 概要 地下貯水槽からの漏えい概要とこれまでの経緯及び東京電力株式会社へ要請した事項について説明し対応を協議した。
  • (要請事項)
    ・地下貯水槽からの漏洩の原因究明を徹底し、移送を速やかにかつ安全に行うこと。
    ・移送先の地下貯水槽の管理を適切に行うこと。
    ・漏洩水の海への流出はないとのことであるが、地下水モニタリング等を徹底し、随時報告すること。
    ・県民への分かり易い情報提供をすること。 

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月7日(日曜日) 15時30分から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内会議室
  • 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 古市正二
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社 福島広報部長 高原一嘉
  • 申入内容
    (1)地下貯水槽No.2から漏えいした汚染水による周辺環境への影響を調査し、必要な対策を講ずること。
    (2)汚染水を保管しているすべての地下貯水槽について、継続的に監視、調査すること。
    (3)地下貯水槽に保管されている汚染水について、地上タンク等のしっかりした構造の保管施設に移送する等の対応を早急に検討すること。
    (4)汚染水全体の処理計画について、精査、見直しを行い報告すること。

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月8日(月曜日) 15時30分から
  • 場所 県庁本庁舎 2階 副知事室
  • 申入者 福島県副知事 村田文雄
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社 代表 石崎芳行
  • 申入内容
    (1)汚染水の漏えいについて、早急に環境への影響を調査し対策を講ずるとともに、汚染水全体の処理計画について、精査・見直しを行うなど、汚染水対策に万全を期すこと。
    (2)廃炉に向けた様々な作業に当たっては、潜在リスクを洗い出し、作業の安全性向上と確実な作業管理のための対策を講じ、徹底した安全管理に取り組むこと。

国への緊急要望

国への緊急要望

  記

  • 日時 平成25年4月8日(月曜日) 16時40分から
  • 要望先 原子力規制委員会、環境省、資源エネルギー庁
  • 要望者 福島県副知事 内堀雅雄
  • 要望内容
    (1)事故の完全収束に向け、中長期ロードマップに基づく取組を安全かつ着実に進めること。また、最近、トラブルが多発していることから、国においては、東京電力の取組に対する監視体制を強化し、厳しく監視していくこと。
    (2)東京電力に対し、あらゆるリスクを洗い出し、作業の安全性向上と確実な作業管理のための対策を講じるよう求めるとともに、国の責任においてしっかりと確認すること。
    (3)汚染水の漏洩については、早期に環境への影響を調査し対策を講ずるなど、汚染水対策に万全を期すこと。また、中長期ロードマップにおいて汚染水の処理計画について必要な見直しを速やかに行うこと。
    (4)中長期ロードマップに基づく取組の進捗状況や今後の取組を県民に分かりやすく説明し、県民の不安の解消に努めること。

東京電力への申し入れ

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月9日(火曜日) 16時から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内会議室
  • 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 古市正二
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社福島本部 復興推進室長 林孝之
  • 申入内容
    (1)汚染水漏えいの対策にあたり、道筋が見えるような対応の方針と改善策について、可及的速やかに検討し報告すること。

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月10日(水曜日) 19時30分から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内会議室
  • 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 古市正二
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社福島本部 復興推進室長 林孝之
  • 申入内容
    (1)タンクの新設を社を挙げてできるだけ前倒しし、汚染水の移送を早期に行うこと。
    (2)汚染水を移送する間の地下貯水槽については、しっかりした管理を行うこと。
    (3)環境への影響評価については、漁協を始め、海への流出を心配していることから、モニタリングを徹底して行い、結果を随時丁寧に公表すること。
    (4)今後の取組に生かすためにも、原因調査をしっかり行うこと。
    (5)本日の報告はあくまで当面の対策であり、全体の汚染水処理計画をしっかり見直し、安定した信頼性の高い計画を作成し、しかるべく報告すること。

庁内関係部長会議の開催

関係部長会議

  記

  • 日時 平成25年4月11日(木曜日) 9時から
  • 場所 県庁本庁舎 2階 特別室
  • 出席者 佐藤知事、内堀副知事、村田副知事、直轄理事、総務部長、企画調整部長、生活環境部長、農林水産部長、避難地域復興局長、生活環境部次長(県民安全担当)、原子力安全対策課長、原子力専門員
  • 議題 福島第一原子力発電所における地下貯水槽の当面の対策について
  • 概要(知事の指示事項)
    (1)当面の対策については、汚染水の移送や周辺モニタリングの状況を随時報告を受け確認すること。
    (2)汚染水の対策は極めて重要な課題であり、抜本的な対策が必要であることから、全体計画の見直し内容をしっかりと確認すること。
    (3)緊張感を持ってしっかり各部局連携し、県民の不安を一つでも二つでも解消するように全力を尽くすこと。

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月11日(木曜日) 17時30分から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部南会議室
  • 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 古市正二
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社福島本部 福島広報部長 高原一嘉 他
  • 申入内容
    (1)汚染水漏えい対策における徹底したリスク管理と安全かつ着実に実施すること。

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月13日(土曜日) 13時30分から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内
  • 申入者 原子力安全対策課長 渡辺仁
  • 申受者 東京電力株式会社福島復興本社 福島広報部原子力技術グループマネージャー 新井泰雄
  • 申入内容
    (1)貯水槽No.1からの漏えいが確認されたことを踏まえ、汚染水の移送計画の見直しを検討すること。
    (2)汚染水の移送を迅速かつ安全に実施すること。
    (3)周辺環境のモニタリングを徹底すること。
    (4)移送計画の見直しに当たっては、安全確保を最優先に、当初予定していた移送完了時期については遅れることがないよう検討すること。

廃炉安全監視協議会の開催(現地調査)

  記

  • 日時 平成25年4月24日(水曜日) 10時30分から14時35分
  • 場所 東京電力(株)福島第一原子力発電所
  • 出席者 廃炉安全監視協議会の構成員
  • 概要
    「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」において、地下貯水槽からの汚染水漏えいトラブル等への対応状況や県の申し入れ事項への対応状況について、東京電力株式会社に説明を求めるとともに、現場状況の確認を行った。

 ⇒詳細はこちら

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年4月27日(土曜日) 17時40分から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内
  • 申入者 原子力安全対策課長 渡辺仁
  • 申受者 東京電力株式会社 福島原子力被災者支援対策本部 福島地域支援室 技術総括グループマネージャー 白井功
  • 申入内容
    (1)漏えいした汚染水そのものの対策(土壌の撤去等)の早急な検討と報告すること。
    (2)地下水等のモニタリングの継続と結果報告すること。

東京電力への申し入れ

  記

  • 日時 平成25年5月17日(金曜日) 20時20分から
  • 場所 県庁西庁舎 8階 生活環境部内
  • 申入者 原子力安全対策課長 渡辺仁
  • 申受者 東京電力株式会社 福島原子力被災者支援対策本部 福島地域支援室 技術総括グループマネージャー 白井功
  • 申入内容
    (1)敷地境界の線量低減対策(G6エリアタンクの汚染水を優先して多核種除去設備で除去する等)について、対応できるところをしっかりと着実に取り組むこと。
    (2)G6エリアタンクへの汚染水の移送については安全に万全を期すこと。

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。