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福島第一原子力発電所H4タンクエリア外堰内における雨水の基礎亀裂部への浸透について

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月11日更新

 平成27年3月10日、福島第一原子力発電所H4タンクエリア外堰内に溜まっていた雨水が、外堰内側溝亀裂部からしみ込み、外堰内水位が低下しているとの報告を東京電力(株)から受けました。
 なお、H4タンクエリアのタンク内汚染水及び内堰内雨水の水位低下はなく、これらの水が外堰内雨水に混入していないことを確認しております。

 このことについて、県では、楢葉町駐在職員が現場確認を行い、東京電力(株)に対して申し入れを行うとともに、原子力関係課長会議を開催し情報共有を図りました。

概要

東京電力(株)ホームページ

報道関係各位一斉メール

県の対応

東京電力(株)への申し入れ

  記

  • 日時 平成27年3月10日(火曜日)19時45分から
  • 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 玉根 吉正
  • 申受者 東京電力株式会社 福島第一廃炉推進カンパニー バイスプレジデント 有馬博 
  • 申入内容
    (1)地下浸透箇所を特定し、地下浸透を防止するための止水処理を確実に実施するとともに、他のタンクエリア基礎部や外周堰においても同様の亀裂等が発生していないかどうか、徹底して調査を行うこと。
    (2)H4タンクエリアの外周堰内に高濃度の放射性物質を含む雨水が確認された原因究明を早急に行い、その結果を踏まえて必要な措置を講じること。
    (3)調査結果やその対策等について、県民に分かりやすく丁寧に情報提供すること。

庁内関係課長会議

原子力関係課長会議(平成27年3月10日)

  記

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