福島第一原発構内における汚染雨水の移送配管からの漏えいに係る申し入れ
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年5月29日更新
福島第一原子力発電所において、平成27年5月29日、2・3号機間法面側溝内の移送配管から汚染雨水が漏えいしたとの報告を東京電力(株)から受けました。
このことについて、県は、東京電力(株)に対して次のとおり申し入れを行いました。
概要
東京電力(株)ホームページ
県の対応
東京電力(株)への申し入れ
- 日時 平成27年5月29日(金曜日)16時00分から
- 場所 自治会館 3階 301会議室
- 申入者 玉根危機管理部政策監
- 申受者 東京電力株式会社 福島第一廃炉推進カンパニー 河合バイスプレジデント
- 申入内容
(1)本事象について、原因究明を行い、早急に設備を復旧するとともに、長期間使用する汚染水移送用仮設設備については本設化すること。また、同様の仮設配管が使われているかどうか調査を行い、その結果を報告すること。
(2)止むを得ず短期間使用する仮設配管についても、劣化や破損の有無の確認、配管の識別等、維持管理を徹底すること。
(3)汚染水移送配管からの漏えい水が、側溝に流れ込まないように対策を講じること。
(4)汚染水の移送にあたっては、その都度、移送元から送り先までの全てのルートにわたり、確認するなど、所要のパトロールを強化すること。
(5)港湾内外のモニタリングにより、本事象による環境影響を把握すること。
(6)発電所構外へ影響を及ぼす可能性のある事象については、県民に速やかに分かりやすく情報提供を行うこと。