福島第一原発作業員の死亡に係る申し入れについて
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年8月8日更新
福島第一原子力発電所において、平成27年8月8日、凍土遮水壁設置工事で使用する車両の清掃中に死亡事故が発生したとの報告を東京電力(株)から受けました。
このことについて、県は、東京電力(株)に対して次のとおり申し入れを行いました。
概要(東京電力ホームページ)
県の対応
東京電力(株)への申し入れ
- 日時 平成27年8月8日(土曜日)15時30分から
- 場所 自治会館3階 303会議室
- 申入者 危機管理部 政策監 玉根吉正
- 申受者 東京電力株式会社 福島第一廃炉推進カンパニー運営総括部長 今泉典之
- 申入内容
(1) 本日発生した凍土遮水壁設置工事における工事車両での死亡事故については、事故の原因調査を早急に実施するとともに、その調査結果を踏まえた再発防止対策を講じ、作業員の安全確保に万全を期すこと。
(2) また、現在行われている全ての作業における安全対策について、今回の事故を踏まえた検証を行い、必要な見直しや強化を行うこと。
(3) 関係事業者と一体となって、熱中症対策をはじめとする適切な作業環境の確保や、作業開始前における手順確認の励行など作業における基本的な安全確保対策を徹底すること。