福島第一原発構内のK排水路からの溢水対策に係る申し入れ
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年8月18日更新
福島第一原子力発電所のK排水路からの溢水対策について、平成27年7月16日及び23日に申し入れを行っていましたが、8月17日に仮堰から溢水が確認されるなど、溢水対策が依然として改善されていないことから、県は、東京電力(株)に対して次のとおり申し入れを行いました。
県の対応
東京電力(株)への申し入れ
- 日時 平成27年8月18日(火曜日)9時30分から
- 場所 福島県庁西庁舎8階 原子力安全対策課内
- 申入者 原子力安全対策課長 菅野信志
- 申受者 東京電力株式会社 福島復興本社福島広報部長 高原一嘉
- 申入内容
(1) 溢水を防止するための必要な対策を早急に講じること。
(2) K排水路の排水先を港湾内へ付け替える工事及び新設排水路について、早期に完了するよう前倒しを検討すること。
(3) K排水路に流入する雨水が汚染されることのないよう、汚染源の除去等、必要な対策を徹底して行うこと。
(4) K排水路における排水の状況をしっかりと把握し、溢水のおそれがある場合には、上流部における汲み上げなど必要な措置を講じること。
(5) 海域のモニタリングにより、環境への影響を把握するとともに、県民に対してわかりやすく情報提供すること。