福島第一原発構内のK排水路からの流出等に係る申し入れ
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年9月18日更新
福島第一原子力発電所構内K排水路からの流出対策については、7月から重ねて申し入れを行ってきましたが、昨日から今朝にかけて延べ3回、合計で2時間以上にわたり仮堰からの流出が確認されるなど、十分な対策がとられていないことから、県は、東京電力(株)に対して、早急に必要な措置を講じ県民に不安を与えないよう次のとおり申し入れを行いました。
概要
県の対応
東京電力(株)への申し入れ
- 日時 平成27年9月18日(金曜日)11時30分から
- 場所 西庁舎 8階 生活環境部会議室
- 申入者 原子力安全対策課長 菅野信志
- 申受者 東京電力株式会社 福島復興本社福島広報部長 高原一嘉
- 申入内容
(1) K排水路に設置した堰からの流出を防止するための必要な対策を早急に講じること。また、排水路に流入する汚染源の除去等、必要な対策も徹底して行うこと。
(2) K排水路の排水先を港湾内へ付け替える工事及び新設排水路の設置について、早期に完了するよう前倒しを検討するとともに、工事の進捗状況について、定期的に報告すること。
(3) 海域のモニタリングにより、環境への影響を把握するとともに、県民に対してわかりやすく情報提供すること。
(4) タンクエリアの内堰からの汚染された雨水の漏えいが連続して発生していることから、このような漏えいが起きないよう各タンクエリアの堰の状況を確認し、予防保全を図るとともに、今回事象に対する再発防止対策の水平展開を徹底すること。
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