東京電力福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の中断に対する申し入れ
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年9月20日更新
概要
令和6年8月22日、福島第一原子力発電所2号機で作業が開始された「燃料デブリ試験的取り出し」において、燃料デブリの取り出し部に当たるテレスコ部を原子炉格納容器内へ押し込むパイプ(押し込みパイプ:長さ1.5m×5本で構成)の順番が、計画していた順番と異なっていたため作業を中断する事態となりました。
燃料デブリの取り出しは、長期にわたる福島第一原発の廃炉作業の中でも最難関かつ最重要の課題であり、今回の試験的取り出しは、その入り口となる重要な作業です。しかしながら、今回の作業の中断は、準備した押し込みパイプの順番を間違えるという人為的かつ初歩的なミスであり、昨今のトラブル発生状況も踏まえると、県民に大きな不安を与えかねないものであることから、下記のとおり申し入れを行いました。
また令和6年9月17日に、燃料デブリの把持に向けた準備作業を行っていたところ、テレスコ部に取り付けられてる4台のカメラの内2台のカメラの映像が映らないトラブルが発生し、作業が中断となったことから、下記のとおり申し入れを行いました。
申し入れ
年月日 | 申し入れ内容 |
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令和6年8月22日 | 東京電力福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の中断に対する申し入れ【令和6年8月22日】 |
令和6年9月5日 | 東京電力福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の中断に対する申し入れ【令和6年9月5日】 |
令和6年9月17日 | 東京電力福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の中断に対する申し入れ【令和6年9月17日】 |