医療的ケア児の支援に関する情報について
医療的ケア児の相談窓口について
医療的ケア児とは
○医療的ケア児とは、日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療的ケアを受けることが不可欠である児童(高校等に在席する18歳以上の方も含む)のことです。
○「医療的ケア」とは、人口呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引その他の医療行為を言います。
※その他の医療行為
・気管切開の管理 ・鼻咽頭エアウェイの管理 ・酸素療法 ・ネブライザーの管理 ・経管栄養
・中心静脈カテーテルの管理 ・皮下注射 ・血糖測定 ・継続的な透析 ・導尿 ・排便管理
・痙攣時における座薬の挿入、吸引、酸素投与又は迷走神経刺激装置の作動等
県の相談窓口
○福島県医療的ケア児支援センター(郡山市富田町字上ノ台4番地の1)
令和4年6月1日に県総合療育センター内に開所しました。医療的ケア児支援センターでは、医療的ケアが必要なお子さんや重症心身障害児、そのご家族や支援している方の困りごとや心配ごとのご相談をお受けし、お住まいの地域の支援者と連携して支援を行います。支援者向けの研修等も行っています。
連絡先 :(電話)024-973-7636 (Fax)024-973-7639
相談方法 :電話・Fax・メール・来所等(来所の場合は事前に電話等でご予約ください)
相談できる時間 :月曜から金曜 午前9時から午後4時まで(祝祭日、年末年始は除きます)
福島県医療的ケア児支援センターリーフレット [PDFファイル/1.67MB]
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21810a/iryoutekikeasiensenta.html
医療的ケア児が利用できる社会資源について
障害児通所支援(児童福祉法)、短期入所(障害者総合支援法)
※ホームページ上での掲載に同意いただいた事業所についての情報を掲載しています。
※いずれも児童福祉法(障害者総合支援法)に基づく福祉サービスであり、市町村の支給決定が必要になります。
※事業所の利用枠を超えている場合など、利用できない場合もありますので、利用に係る手続きなど、その他の詳細な情報については各事業所にお問い合わせください。
○利用可能な社会資源一覧
利用可能な社会資源(短期入所) [PDFファイル/408KB]
○各種サービスの説明
<児童福祉法>
未就学の障がい児に対し、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練、その他必要な支援を行う。
肢体不自由があり、理学療法等の機能訓練または医療的管理下での支援が必要であると認められた障がい児に対し、児童発達支援を行う。
学校(幼稚園及び大学を除く)に就学しており、授業の終了後または休業日に支援が必要と認められた障がい児に対し、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他必要な支援を行う。
重度の障がいの状態その他これに準ずる状態にあり、外出することが著しく困難であると認められた障がい児に対し、居宅を訪問し、児童発達支援を行う。
<障害者総合支援法>
自宅で介護する人が病気などで介護できない場合に、短期間、夜間を含め施設で、入浴、排せつ、食事の介護等を行う。
訪問看護(健康保険法、介護保険法)
※訪問看護は、看護師等が居宅を訪問して、療養生活を送っている人の看護を行うサービスです。
※ホームページ上での掲載に同意いただいた事業所についての情報を掲載しています。
※事業所の利用枠を超えている場合など、利用できない場合もありますので、利用に係る手続きなど、その他の詳細な情報については各事業所にお問い合わせください。
○利用可能な社会資源一覧
利用可能な社会資源(訪問看護) [PDFファイル/710KB]
家族会等の情報について
医療的ケア児やそのご家族が利用・参加できる、家族会等についての情報を掲載します。
活動の詳細については、各団体事務局へお問い合わせください。
○家族会等の情報
患者会・家族会の情報をお寄せください
家族会・患者会の情報がありましたら情報がありましたら、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
団体の規模などは問いません。内容を確認の上、上記の一覧に追加させていただきます。
<問い合わせ先>
福島県児童家庭課発達障がい・障がい児担当
電話:024-521-8382
令和6年度医療的ケア児等支援者養成研修・医療的ケア児等コーディネーター養成研修の開催について ※申込み受付は終了しました
目的
日常生活および社会生活を営むために恒常的に人工呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引その他の医療行為を受けることが不可欠な児童や重症心身障害児(以下「医療的ケア児等」という。)が地域で安心して暮らしていけるよう、医療的ケア児等に対する支援が適切に行える人材を養成することを目的として実施します。
実施方法
令和6年度福島県医療的ケア児等支援者養成研修(以下「支援者養成研修」という。)と令和6年度医療的ケア児等コーディネーター養成研修(以下「コーディネーター養成研修」という。)の講義共通部分については、同時開催の方法で実施します。
日程・会場
研修名 | 日程 | 形式 | 会場 |
---|---|---|---|
支援者養成研修・コーディネーター養成研修(共通) |
令和6年10月3日(木曜日) | 講義 |
福島県ハイテクプラザ |
支援者養成研修・コーディネーター養成研修(共通) |
令和6年10月4日(金曜日) | 講義 |
福島県ハイテクプラザ |
コーディネーター養成研修 |
令和6年10月中旬~11月中旬 |
実地研修 | 各地域の基幹相談支援センター等 |
コーディネーター養成研修 | 令和6年12月4日(水曜日) | 演習 |
郡山市総合福祉センター |
コーディネーター養成研修 | 令和6年12月5日(木曜日) | 演習 |
郡山市総合福祉センター |
※支援者養成研修は、2日間(10月3日~4日)の参加が必要になります。
※コーディネーター養成研修は、5日間全ての参加が必要になります(全日程出席した方へ修了証を交付します)。
※コーディネーター養成研修のカリキュラムについて、令和6年度より実地研修(各地域の基幹相談支援センター等にて1日実施)が加わりました。
受講対象者
(1)支援者養成研修
県内の事業所等で医療的ケア児等を受け入れて支援している方及び今後支援を予定している方
※指定相談支援事業所、指定障害児通所支援事業所、指定障害福祉サービス事業所、訪問看護事業所、保育所、幼稚園、認定こども園、学校、児童館、調剤薬局、行政機関等において、医療的ケア児等の地域生活支援に従事する方。
(2)コーディネーター養成研修
相談支援専門員、保健師、訪問看護師等、今後県内の各地域において医療的ケア児等支援の総合調整を行うコーディネーターの役割を担う予定があり、本研修の全課程を受講可能な下記1)~3)に該当する方。
1)県内の市町村において、医療的ケア児等の支援に携わっている又は今後携わる予定のある保健師等。
2)県内の指定特定相談支援事業所、指定障害児支援事業所、基幹相談支援センター又は障害者相談支援業務受託事業所で、医療的ケア児等を現に支援している又は今後支援する予定のある相談支援専門員。
3)県内の医療機関(訪問看護事業所を含む)で医療的ケア児等の相談業務に従事している看護師又は医療ソーシャルワーカー等(病棟・外来などで直接支援に従事している看護師等は除く)。
定員
(1)支援者養成研修 70名程度
(2)コーディネーター養成研修 30名程度
申込み方法
(1)支援者養成研修
福島県かんたん申請システムの申込フォーム(下記URL)からお申し込みください。
URL https://www.task-asp.net/cu/eg/lar070009.task?app=202400323
(2)コーディネーター養成研修
電子メールに「受講申込書兼推薦書」を添付の上、福島県児童家庭課宛に送信してください。
福島県児童家庭課メールアドレス [email protected]
受講申込締切
(1)支援者養成研修 令和6年8月2日(金曜日)
(2)コーディネーター養成研修 令和6年8月2日(金曜日)
※期限を過ぎてからの申込は受け付けられませんので、ご注意ください。
研修内容の詳細
研修内容の詳細については、以下をご覧下さい。
【別紙2】R6受講申込書兼推薦書 [Wordファイル/19KB]
お問い合わせ先
研修の内容、申込み方法などに関するお問い合わせにつきましては、以下までお願いします。
こども未来局児童家庭課 発達障がい・障がい児担当
電話:024-521-8382
医療的ケア児等コーディネーター養成研修修了者の情報について
福島県医療的ケア児等コーディネーター養成研修の修了者の情報を掲載しています。
なお、医療的ケア児等コーディネーターについては、市町村もしくは圏域単位での配置が想定されます。お住まいの地域の医療的ケア児等コーディネーターの配置状況については、各市町村担当窓口にお問い合わせください。
福島県医療的ケア児等コーディネーター養成研修 修了者一覧
R1コーディネーター養成研修 修了者一覧 [PDFファイル/137KB]
R3コーディネーター養成研修 修了者一覧 [PDFファイル/197KB]
R4コーディネーター養成研修 修了者一覧 [PDFファイル/121KB]
R5コーディネーター養成研修 修了者一覧 [PDFファイル/121KB]
支援事例の紹介
医療的なケアが必要なお子さんが、地域でどのような生活をしているのか、どのような支援者が関わっているのかといったことについて、より具体的にイメージができるよう、実際に県内で生活しているお子さんの情報をもとにまとめた事例を掲載します。
ここに掲載されている事例は、あくまで一例であり、支援チームは地域の実情に合わせて構築する必要があります。
地域にある社会資源を有効活用し、お子さん(ご家族)中心の支援をお願いします。
○県内の支援事例
ふくしまサポートブック~医療的ケアver~
サポートブックは、医療的なケアを必要とするお子さんが、いつでも誰からでも同じ支援を受けることができ、安心して社会生活ができるようになるための支援ツールです。
サポートブックは、原則、ご家族の方に記録、保管していただきますが、作成にあたっては身近にいる支援者の方などに協力してもらい、作成してください。
内容はご本人の成長や変化により変わっていきます。変化に合わせてページを差し替えてご使用ください。
また、はじめからすべてのページを記入する必要はありません。書きやすいところから記入していきましょう。
掲載しているサポートブックには、ページ番号を振っていますが、必要なページだけを抜き取って作成し、作成したものを支援者の方に渡しておくといった使い方もおすすめします。
以下から、ダウンロードしてお使いください。
【Excel版】ふくしまサポートブック~医療的ケアver~ [Excelファイル/2.18MB]
【PDF版】ふくしまサポートブック~医療的ケアver~ [PDFファイル/1.09MB]
いまさら聞けない"医療的ケア児支援"
医療的ケア児支援の概要について、子ども部会ミニ講座で公開しています。
以下よりご確認ください。
※その他の子ども部会ミニ講座の動画は、こちらから↓
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21035a/minikouza-kodomobukai.html
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