花粉症の予防について
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月22日更新
花粉症の予防について
花粉症とは
花粉症は、花粉によって引き起こされるアレルギー疾患で、花粉という異物から身体を守ろうとする免疫反応です。
花粉症を発症すると下記のような症状が表れます。
〈花粉症の症状〉
鼻の主な症状 : 「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」
目の主な症状 : 「目のかゆみ」「なみだ」
花粉症の除去と回避
花粉予防には、できるだけ花粉を避けることが大切です。日常生活で以下の点に注意しましょう。詳しくは、環境省作成、花粉症環境保健マニュアル を参照してください。
- 花粉情報に注意する。
- 外出時には、マスク・メガネを着用する。特にマスク内側にガーゼを当てると効果が高い。(マスクは顔にフイットし、息がしやすいもの衛生面から使い捨ての物が望ましい。)
- 換気時にはレースのカーテンで遮るとともに、開窓を10cm程度にとどめる。
- 洗濯物は屋内に干す。
- 服装は、外側にウール素材の衣服を着用することは避ける。
- 外出後は洗顔やうがいをして、花粉を落とす。
花粉を避けることと併せて、睡眠をよくとる、規則正しい生活習慣を身につけるなど、正常な免疫機能を保つことも重要です。また、風邪を引かない、飲酒・喫煙を控えるなども鼻の粘膜を正常に保つために重要です。
花粉症の治療
- 「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」など、花粉症を疑われる症状がでたら、早めに医療機関(耳鼻咽喉科や眼科など)を受診しましょう。
- 花粉の飛散開始前または症状の極軽い時期から薬物を予防的に内服すること(初期療法)によって、症状の発現を遅らせたり、症状を軽くしたりする方法があります。
花粉症では、「薬物療法」など症状に合わせた治療もありますが、「花粉症の予防」にもありますように、日常生活において花粉が鼻や目に入ることをできるだけ避ける工夫をすることがとても大切です。
花粉症に関する正しい知識や情報を持ち、その予防や症状の悪化防止に心がけましょう。