地域医療支援病院について

１　地域医療支援病院とは

地域医療支援病院とは、紹介患者に対する医療提供、医療機器の共同利用等の実施を行い、かかりつけ医・かかりつけ歯科医等への支援を通じて地域医療の充実を図る病院で、県知事の承認を受けた病院をいいます。

（1）他の病院または診療所から紹介された患者に対して医療を提供する体制が整備されていること。（次の（ア）～（ウ）のいずれかに該当すること）

　　（ア）地域医療支援病院紹介率が80％以上であること。
　　（イ）地域医療支援病院紹介率が65％以上であり、かつ、逆紹介率が40％以上であること。
　　（ウ）地域医療支援病院紹介率が50％以上であり、かつ、逆紹介率が70％以上であること。

（2）当該病院の施設・設備を共同利用させるための体制が整備されていること。

（3）救急医療を提供する能力を有すること。（次のいずれかに該当すること）

　　（ア）救急自動車により搬送された患者の数が救急医療圏人口の0.2％以上であること。
　　（イ）救急自動車により搬送された患者の数が1,000以上であること。

（4）地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること。
　　（年間12回以上研修を主催すること）

（5）原則として200床以上の病床を有すること。

（6）次の施設を有すること。

集中治療室、化学・細菌及び病理の検査施設、病理解剖室、研究室、講義室、図書室、救急用又は患者搬送用自動車、医薬品情報管理室

医療法（昭和23年法律第205号）第12条の2第1項の規定に基づき、地域医療支援病院の業務に関する報告書を福島県知事に提出することになっています。

同条第2項に基づき、地域医療支援病院の業務報告書の内容を公表します。