ヨーネ病関連情報
ヨーネ病とは
ヨーネ菌という細菌が、牛やめん羊、山羊といった反すう動物に感染して起こる病気です。感染してから数年間、症状が現れないのが特徴です。
発症すると、水のような激しい下痢が続き、痩せていって、やがて死に至ります。便の中には大量のヨーネ菌が含まれており、近くの家畜の口から体内に入り、感染します。治療法やワクチンはありません。
家畜伝染病予防法に基づき、この病気にかかっているとわかった牛、めん羊及び山羊は、知事の命令により殺処分され、家畜の所有者には国より手当金が支払われます。
本県の検査体制について
本県では、平成25年度まで、主に乳用牛を対象に、3年間隔で定期的な検査を実施してきました。
しかし、他県では乳用牛のほか、肉用繁殖雌牛を定期検査対象に加えており、北海道・東北地域では、本県のみが肉 用繁殖雌牛の検査に着手していない状況です。
今後、他県に勝る牛の生産向上を図るうえでも、検査体制の充実が急務となっております。
このことから、平成26年度より、本県でも新たに肉用繁殖雌牛を定期検査の対象とすることとしました。
関係者の皆様には、なにとぞ検査への御理解と御協力をお願いいたします。
検査の概要
【検査の対象】
1歳以上の、下記に該当する牛とします。
(1)1歳以上の、搾乳の用に供し、又は供する目的で飼育している牛
(2)種付けの用に供し、又は供する目的で飼育している雄牛
(3)(1)(2)と同一施設内で飼育している牛
(4)繁殖の用に供し、又は供する目的で飼育している肉用雌牛(新規追加)
【検査の間隔】
5年毎。地域を分割し、毎年、実施する区域を告示にて指定します。
対象農場へは改めて、検査実施の御連絡をいたします。
【検査手数料】
1頭につき1,000円です。
福島県ヨーネ病検査パンフレット [PDFファイル/845KB]
ヨーネ病に関するリンク
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