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第39回福島県建築文化賞受賞作品

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月26日更新

第39回福島県建築文化賞

第39回福島県建築文化賞表彰式の開催

 令和6年1月22日(月)に福島市の杉妻会館において、第39回福島県建築文化賞表彰式を開催しました。
 始めに、曳地利光県土木部長から経過報告があり、渡部和生審査委員長による審査講評がありました。
講評
   [審査講評をする渡部審査委員長]

 表彰では、建築文化賞の各賞を受賞された建築主等に、内堀雅雄知事、福島民報社の芳見弘一代表取締役社長、福島県建設業協会の長谷川浩一会長、渡部審査委員長から賞状と記念品が授与されました。
正賞表彰
[内堀知事から賞状を授与される渡部正義 南会津町長(中央)、(株)はりゅうウッドスタジオ 代表取締役 滑田崇志氏(手前)、(株)芳賀沼製作 代表取締役 芳賀沼伸氏(奥)]

 表彰の後、主催者を代表して内堀知事と福島民報社の芳見社長からあいさつがありました。

 また、受賞者を代表して渡部正義 南会津町長からあいさつをいただきました。

受賞記念講演会、基調講演、座談会の開催

 第39回福島県建築文化賞表彰式の後、午後に受賞記念講演会、基調講演、座談会を開催しました。

受賞記念講演会

 『標高700メートルの態度価値』と題して、(株)はりゅうウッドスタジオ 代表取締役 滑田崇志氏、齋藤光氏に講演いただきました。

受賞記念講演会

基調講演 

 『福島で福島の建築をつくるということ』と題して、東洋大学名誉教授 長澤悟氏(前審査委員長)に講演いただきました。

長澤先生基調講演

​座談会

 『建築文化賞の振返りと展望』と題して、5名の方々に講演いただきました。

コーディネーター

 建 築 家 渡部和生氏(審査委員長)

パネリスト

 東洋大学名誉教授 長澤悟氏(前審査委員長)
 建 築 家 手塚由比氏(審査委員)
 元県立美術館 館長 早川博明氏(審査委員)
 (株)福島民報社 会長 矢森真人氏(審査委員)

座談会 座談会 座談会

第39回福島県建築文化賞受賞作品の発表

 地域の周辺環境に調和し、景観上優れている建築物等を表彰する建築文化賞の受賞作品が、審査委員の厳正な審査の結果、以下のとおり決定しました(建築物名の隣の括弧書き内は所在地を示しています)。
 審査委員長による総評、各受賞作品の講評は以下のとおりです。

  受賞作品一覧 [PDFファイル/134KB]
  受賞作品写真一覧 [PDFファイル/615KB]
  総評 [PDFファイル/299KB]
  講評 [PDFファイル/235KB]

建築文化賞 正賞(1点)

みなみあいづ森と木の情報・活動ステーション きとね

外観

内観 内観2
                                                  撮影 早川記録

建築主:南会津町
設計者:福島県建築設計協同組合
    担当 株式会社はりゅうウッドスタジオ
施工者:株式会社芳賀沼製作(建築)
            株式会社光和設備工業所 南会津支店(機械)
            株式会社阿久津電気工事(電気)

建築文化賞 準賞(1点)

コミュニティサポートセンター アルベロベッロ

外観

内観 内観2
                                                 撮影 ​中村 絵

建築主:社会福祉法人安積愛育園
設計者:株式会社オープラスエイチ
施工者:株式会社オオバ工務店

優秀賞(3点)

ゼノアック本館

外観
              ​撮影 新澤一平

建築主:日本全薬工業株式会社
設計者:益子アトリエ + 株式会社プラスニューオフィス
施工者:八光建設株式会社

てぞーろ保育園

外観
​                    撮影 小川重雄

建築主:社会福祉法人矜持福祉会
設計者:株式会社相坂研介設計アトリエ
施工者:株式会社古俣工務店

やがわせミクストコミュニティ enva

外観

建築主:新妻 多恵子
設計者:新妻 邦仁
            新妻 多恵子
施工者:有限会社ハコプラスデザイン

特別部門賞(3点)

二本松市歴史観光施設「にほんまつ城報館」

外観

建築主:二本松市
設計者:福島県建築設計協同組合
            担当 株式会社青島裕之建築設計室
施工者:菅野・ヤマニ特定建設工事共同企業体(建築)
            大槻・加藤木特定建設工事共同企業体(電気)
            野地・オオナミ特定建設工事共同企業体(機械)

母畑温泉 八幡屋 帰郷邸

外観

建築主:株式会社八幡屋
設計者:株式会社倉橋建築計画事務所
施工者:前田建設工業株式会社 東北支店

三春きたまち蔵

外観

建築主:三春町
設計者:有限会社三春設計舎
施工者:株式会社宗形工務店

復興賞(3点)

共生サポートセンターさくらの郷

外観
​        撮影 GlassEye Inc. 海老原 一己

建築主:富岡町
設計者:積水ハウス・日総建・鴻池組特定建設工事共同企業体
施工者:積水ハウス・日総建・鴻池組特定建設工事共同企業体

福島県浪江ひまわり荘

外観

建築主:社会福祉法人福島県社会福祉事業団
設計者:福島県建築設計協同組合
            担当 AUM株式会社
施工者:佐藤工業株式会社

Smart Wellness Town PEP MOTOMACHI

外観

建築主:菊池 信太郎
設計者:株式会社はりゅうウッドスタジオ+日本大学工学部浦部智義研究室
施工者:隂山建設株式会社

第39回福島県建築文化賞 第2回審査委員会(現地審査)を行いました

 福島県建築文化賞の第2回審査委員会(現地審査)を10月16日(月)から18日(水)にかけて行い、対象作品14点を現地で審査しました。

第39回福島県建築文化賞 第1回審査委員会の開催について

 地域の周辺環境に調和し、景観上優れている建築物等を表彰する福島県建築文化賞の第1回審査委員会が8月31日に開催され、審査委員の厳正な審査の結果、現地審査対象作品14点が決定しました。
 なお、現地審査は10月16日(月)~18日(水)に行う予定です。

 現地審査対象作品一覧 [PDFファイル/95KB]

今年度の応募概要(募集は終了しました)

(趣旨)

 福島県建築文化賞は福島県内において、地域の周辺環境に調和し、景観上優れている建築物等を表彰し、もって文化の香り高い魅力あるまちづくりに対する意識の高揚を図ることを目的としております。
 また、東日本大震災及び原子力災害により、長年にわたって人々が築いてきたふるさとが失われている厳しい状況の中で、地域を支える建築文化を継承するため再生・活用した建築物、被災者や避難者の方々の生活にうるおいを与える建築物等を表彰し、もって県民が将来への希望が描ける復興の一助とすることを目的として実施するものです。

  ・募集要領 [PDFファイル/661KB]

  ・応募(推薦)書 [Wordファイル/26KB]

  ・ポスター [PDFファイル/1.08MB]

(募集対象)

 福島県内に建築(増築、改築も含みます。)及び改修・修復された建築物並びに一定の計画のもとに整備、再開発された商店街など一連のまちなみを形成する建築物群(注1)(以下「建築物等(注2)」といいます。)で、次の要件に該当するものとし、規模の大小は問いません。
 ただし、国指定の重要文化財及びこれに類するもの並びに一戸建て専用住宅(注3)及び福島県発注の応急仮設住宅は除きます。

 注1:建築物群には、住宅団地なども含まれます。
 2:建築物等には、併せて整備された広場、街路、その他工作物なども含まれます。
 3:一戸建て専用住宅には、併用住宅のうち住宅部分の延べ面積が過半のものを含みます。

(要件)

 (1) 平成28年4月1日から令和4年3月31日までの間に竣工し、かつ受付の時点で満1年以上使用されているもの。
     再応募作品についても対象とします。ただし、過去の本賞入賞作品は除きます。

 (2) 一定の計画のもとに整備している建築物群については、最後に完成した建築物が上記の要件に該当すれば、その建築物群全体を対象とします。
     ただし、建築物群の中に過去の本賞入賞作品が含まれる場合は、その作品は除きます。

 (3) 応募作品が建築基準法等の関係法令に適合していること。違反が発覚した場合は審査の対象から除きます。
    なお、検査済証が交付されない場合(用途変更等)は、審査前に現地を確認させていただきます。

これまでの建築文化賞の歴史

   ◆第38回(令和4年度)の受賞作品 

   ◆第37回(令和3年度)の受賞作品

 ◆第36回(令和元年度)の受賞作品

 ◆第35回(平成30年度)の受賞作品

 ◆第34回(平成29年度)の受賞作品

 ◆第33回(平成28年度)の受賞作品

 ◆第32回(平成27年度)の受賞作品

 ◆第31回(平成26年度)の受賞作品

 ◆第30回(平成25年度)の受賞作品

 ◆第29回(平成22年度)の受賞作品

 ◆第28回(平成21年度)の受賞作品

 ◆第27回(平成20年度)の受賞作品

 ◆第26回(平成19年度)の受賞作品

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