夜間や冬季の避難に注意!
災害はいつ発生するか分かりません。
本県でも、夜間や冬季に大きな災害が発生しています。
令和元年東日本台風 令和元年10月12日夕方~13日未明 非常に強い雨
令和3年2月地震 令和3年 2月13日23時08分発生
令和4年3月地震 令和4年 3月16日23時36分発生
災害で地域一帯が停電し、家の中も真っ暗に!
令和元年東日本台風や福島県沖地震の際、長時間大規模停電が発生しました。
冬の災害は、雪が積もっているかもしれません。停電で暖房も使えません。
様々な場面を想像して、災害に備えましょう。
明るいうちに早めの避難
台風の接近や大雨が予想される場合は、明るいうちに早めに避難しましょう。
大雨の際の夜間の避難は危険です。自宅の2階などできるだけ安全な場所に留まるようにしましょう。
地震や津波など急な災害で夜に避難しなければならない場合、以下のようなことに注意しましょう。
夜間の避難の注意点
1 事前の準備
就寝中の災害に備え、枕元には以下のようなものを準備しましょう。
・懐中電灯、ヘッドライトなど明かりとなるもの
・帽子、軍手、靴、スリッパなど頭や手足を保護するもの
・ホイッスルなど閉じ込められた場合に救助を呼ぶもの
・視力が弱い人は、予備の眼鏡
2 移動時の注意点
(1) 単独で行動をしない
となり近所に声をかけ、単独行動は避けましょう。
(2) 水路や狭い道は通らない
道路冠水により、水路と区別がつかず、落ちるおそれがあるため、水路の側や狭い道などは避けて移動しましょう。
(3) 車での移動は避ける
道路冠水により走行不能に陥ることがあるため、安全と過信しないようにしましょう。
冬季の避難の注意点
1 避難する時の服装
冬期間は必ず暖かい防寒服(ダウンジャケット、ジャンパー、手袋、防寒ズボン、冬シューズ、マフラー・ネックウォーマー、冬用帽子など)を着用してください。
防寒服の中にカッパを羽織ると防寒性が増すのでお勧めです。
防寒服をすぐに着用して避難できるよう、普段から訓練をしておきましょう。
2 雪道での歩き方
・手をポケットに入れたり、歩きスマホをしたりしない
・荷物はなるべく手に持たない
・体を強打しないようにクッションになる厚手の服装
・濡れにくく撥水性のある素材のものを着用する
・狭い歩幅でまっすぐ踏み込む
安全に避難するために
夜間や冬季に限らず、速やかな避難には事前の備えが重要です。
あらかじめ避難する場所を決めておく、避難ルートを歩いてみる、地域の訓練に参加するなどしてみましょう。
また、事前の備えには、ぜひ「マイ避難ノート」を活用してください。
マイ避難:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16025b/my-hinan.html