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エントリーNo.17 一般財団法人福島県環境測定・放射能計測協会

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月1日更新

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取組名:「食と放射能に関する説明会」開催

大学教授や専門家を講師とし、要望のあった企業、学校・幼稚園・保育園の保護者、町内会、サークル活動などに対して、食と放射能に関する説明会を開催しています。
また要望に応じて福島県産の米や野菜、水産物の放射能濃度の現状や健康への影響、ALPS処理水放出に係る疑問などの説明も行い、県民の不安に寄り添った活動となっており、今年度は65件の申込がありました。

取組のアピールポイント

放射能は怖いものという認識だけが強くなり、多くの県民が不安を抱えています。
原発事故を経験した福島県だからこそ、一人でも多くの県民が正しい認識を持つことが必要となり、この取組みがSDGs4番目のゴールでもある「質の高い教育をみんなに」に貢献するものと思います。

取組を始めたきっかけ

東日本大震災以降、福島県産の食材は放射能汚染の風評被害を受けてきました。
放射能検査で基準を満たした食材でも敬遠する傾向が見られ、それは福島県内でも同様でした。
消費者が食品の測定結果や現在の食品の安全性を正確に理解することが必要となります。
そのために食と放射能に関しての説明会をはじめました。

取組を進める上での課題

原発事故から10年以上経過していることから、多くの方が放射能への関心が薄れていく傾向にあるのが現状です。
あらためて食と放射能に関して正しく理解することが必要です。

今後の展望

今後、県内の大きな動きとしてALPS処理水放出が計画されており、新たな風評被害も懸念されます。
そのためにも全ての県民が食と放射能に関して正しい認識を持つことが重要であり、協会として説明会を開催することで貢献していきます。

会員情報

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