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エントリーNo.19 只見町立只見中学校

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月1日更新

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取組名:海洋の視点を付加した只見中のESD

只見町は四方を山に囲まれた地域ですが、潤沢な降水量に恵まれ農作物の生産地として県内でも屈指です。
水力発電のメッカとしても知られています。これらが海の恩恵であることは地域の3つの小学校で学んできました。
しかし、地域住民は事実は知っていても、海の環境を守ろうとして活動をしている人は一握りです。
中学生が先導して海を守る活動をすることにより、地域の絆をより深くすることにもつながります。
地域を大切にする心を他の市町村にも広めていきたいと考えています。
プラスチックの利用抑制により地域、そして地球を守る活動を行っていきたいです。

取組のアピールポイント

山あいに生活しながら海洋環境を考え行動することは、モチベーションという観点からは難しさを感じることがあります。
しかし、多くの仲間を巻き込むことで、それぞれの地域で地域愛を育むことができます。
同じ河川流域でなくても海という共通の財産を守ろうと活動できれば、地域の環境を守りながら住民の考えを変え行動することができると予想しています。

取組を始めたきっかけ

2019年に新潟上越の海に海浜実習で訪れました。
砂浜で見つけた海洋プラごみに生徒は心を痛め、山あいからごみを減らすことができないかと考え、河川上流からプラスチック製品の使用抑制活動を始めました。
ビラを配るということだけなく、プラスチックのレジ袋に代わる新聞紙レジ袋の作成と地域配付を始めました。
海洋と離れた環境ですが物事を俯瞰的に捉えさせたいです。

取組を進める上での課題

学校単体でできることには限界があり、広がりを見せられていません。
毎日ホームページは更新しているものの、他人事として捉えられてしまいます。広がりを作るためには協働という視点で、仲間を増やしていくことが大切です。
課題としてはこの仲間をどのように増やすか、そして仲間との温度差をどう埋めてより良い活動にしていくかということです。

今後の展望

プラスチック削減活動から、地域との協働が行われるようになりました。様々な団体と手を組み大きな活動に発展していきたいです。
現在行っている活動として、ペットフリーマンデーと第50回只見ふるさと雪まつりにおける雪の絵画イベントと地域指定ごみ袋改善プロジェクトがあり、今後一層地域との連携・協力体制を高めていきたいです。

会員情報

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