福島県公立大学法人の第2期中期目標(平成24~29年度)
福島県公立大学法人の第2期中期目標 |
福島県は、公立大学法人福島県立医科大学及び公立大学法人会津大学 が第2期中期目標期間(平成24~29年度)において達成すべき業務運営に 関する目標(中期目標)を定め、平成23年12月28日付けで各法人に対して指示しました。 1 第2期中期目標の策定 地方独立行政法人法第25条第1項の規定により策定した第2期中期 目標については、福島県議会公立大学法人中期目標調査検討委員会の意見を踏まえるとともに、福島県公立大学法人評価委員会の意見を聴き、平成23年12月県議会定例会において議決をいただきました。 本中期目標では、公立大学法人の5か年の業務や財務の実績、第1期における課題、新たな社会的要請等を踏まえ、公立大学の使命である地域貢献、東日本大震災等からの本県の復興支援に重点的に取り組んでいくこととしています。 2 第2期中期目標の期間 平成24年4月1日~平成30年3月31日(6年間) 3 第2期中期目標の概要 (1)公立大学法人福島県立医科大学の基本目標 (1) 医学部、看護学部の特色を生かした密な連携を推進し、教育、研 究、保健・医療・福祉、地域貢献等の領域で一層の充実を図る。 (2) 人間性豊かな高い倫理観と多様な資質を有し、課題発見・解決能 力と高度な実践的能力を備えた医療人を育成する。 (3) 独創的で質の高い研究を推進し、医学・看護学の発展とより高度 な研究能力を持つ研究者の育成を図り、国際的に高い水準の研究 機関となることを目指す。 (4) 高度先進的な医療と過疎・中山間地域を含む地域医療の拠点とし て病院機能の高度化に努めるとともに、全人的・統合的な保健医療 を提供する。
(5) 社会に開かれた大学として、地域医療の支援や医療福祉の向上 など地域社会に貢献するとともに、教育研究を通して国際交流を推 進する。 (6) 東日本大震災後の本県の復興を担う人材の育成、原子力災害に 対応した県民の健康の確保、放射線医学に関する教育研究等を推 進するとともに、地域をリードする医療関連産業の創出・振興に貢献 する。
(2)公立大学法人会津大学の基本目標 ア 会津大学 (1) 豊かな創造性と高い倫理観を備え、国際社会に通用する研究者・ 技術者、技術革新の指導者及び起業家精神を持つ人材を育成する。 (2) 国際社会をリードするコンピュータ理工学の研究開発を推進し、 社会及び学術に貢献する。 (3) 教育、研究等様々な分野において、実用性・実効性を希求するとと もに、地域特性を生かし、本県の産業・文化の振興に貢献する。 イ 短期大学部 (1) 専門知識・技術を身に付けることにより、社会貢献できる職業人 を育成する。 (2) 幅広い教養と高い倫理観を備えた人材を育成する。 (3) 地域に密着した生涯学習機会の提供を図り、知識基盤社会の形成 に貢献する。 (4) 地域の産学民官と連携し、地域振興に貢献する。 ウ 共通 (1) 東日本大震災後の本県の復興を担う人材を育成するとともに、産業の 創出など新たな社会づくりに貢献する。 4 第2期中期目標全文 ・公立大学法人福島県立医科大学(PDF 270KB) ・公立大学法人会津大学(PDF 285KB) |