令和5年度「第8回うつくしまそばフォーラムin須賀川」を開催しました
10月28日(土曜日)に須賀川市で開催した「第8回うつくしまそばフォーラム」では、県内のそば関係団体、農業関係団体、同時開催の「須賀川そばの陣」参加の一般消費者など約60名が参加しました。
当日は、長野県の高遠そば組合組合長の山根健司様より、長野県の「高遠そば」の特徴やそばによる地域おこし、信州大学での研究の取組について講演いただき、そばを通じて繋がった会津やうつくしま蕎麦王国協議会との縁を大切にしていきたい旨の説明がありました。
また、福島県水田畑作課の大野光主任主査より、「福島県農林水産業振興計画」と「県産そば生産・流通実態調査のアンケート調査結果」を用いて、県による中山間地の活用や地産地消に関する事業の紹介、アンケートから分かる県産そばの振興の課題などの講演が行われました。
講演後は、講師の山根氏のほか、地元須賀川市の株式会社ジェイラップ会長の伊藤俊彦氏、県内そば生産者である郡山市湖南町の桑名秀一郎氏、県水田畑作課の遠藤昌彦課長をパネリストに迎え、うつくしま蕎麦王国協議会相談役の唐橋宏氏をコーディネータ-としたパネルディスカッションを実施し、県産そばを活用した地域振興と地産地消に向けて、PR方法や後継者の育成など具体的な取組のほか、住民自らが地域の現状や課題を認識し、実践することの重要性などの議論が交わされました。
■日時 令和5年10月28日(土曜日)12時30分~16時00分
■場所 ホテルサンルート須賀川 西館2階「牡丹」
■内容
(1)講演 「高遠そばの振興とそばの世界」
講師 高遠そば組合 組合長 信州大学植物遺伝育種学研究室 山根 健司 氏
(2)講演 「中山間地の農地活用と地産地消」
講師 福島県農林水産部水田畑作課 主任主査 大野 光
(3)パネルディスカッション
テーマ「そばによる地域振興と地産地消を考える」
パネリスト 高遠そば組合 組合長 山根健司 氏
株式会社ジェイラップ 会 長 伊藤俊彦 氏
桑名秀一郎農場 代 表 桑名秀一郎 氏
福島県農林水産部水田畑作課 課 長 遠藤昌彦
コーディネーター うつくしま蕎麦王国協議会 相談役 唐橋 宏 氏