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特定非営利活動法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ 平成25年度被災者支援等活動内容

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印刷用ページ表示 更新日:2015年1月29日更新

実施団体概要

団体名:特定非営利活動法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ

所在地:千葉県千葉市美浜区真砂-5-21-12

Tel/Fax:043-303-1688/043-303-1689

E-mail:[email protected]

URL:NPOクラブ(外部リンク)

活動地域

千葉県

活動分野

まちづくり、連絡助言援助

事業名

福島への思いを大事に、千葉での暮らしを支えるプロジェクト

事業目的・課題・背景

福島県から千葉県内に避難している方は3,330名(2014年1月31日現在)、自治体が避難所を設置して多人数を受け入れた例は少なく、ほとんどが知人や親戚を頼って避難してきています。震災から2年あまりが過ぎ、被災者の方の状況には大きな違いができてきています。職や住居を得るなど、今後の方向性を定めつつある人がいる一方で、慣れない暮らしに戸惑い、家にこもりがちになってしまっている人もいます。特に50代後半以上の年代の方たちには、これまでの仕事や人とのつながりを失い、生きがいを見つけられない状況が多く見受けられます。被災者は、一様に、震災前と比べ交流する人の数は少なくなっていると思われます。被災者間の交流、被災者と支援者の交流を促進するとともに、弁護士や臨床心理士、保健師等による専門家相談の場を設定し、暮らしの不安を和らげることができればと考えます。
また、千葉県内で被災者支援の活動を継続的に行っている団体間で情報交換、課題共有する機会を作り、より良い支援の実現を促進します。

主な活動実績

アンケートの実施

県内自治体に向けて、被災者受け入れ、支援の状況についてのアンケートを実施。(回答56自治体、うち被災者への情報提供対応可能の回答は12自治体)

実行委員会・情報交換会の開催

千葉県内で被災者支援の活動を行っている約10団体にメンバー依頼を行い、11月開催の「マザー牧場での被災者交流会」の企画、実施及び、それぞれの団体が実施している活動についての情報交換会を8月3日、9月7日、10月5日、12月14日に開催しました。

バス旅行「小江戸佐原の町並みを楽しむ」

バス旅行参加者の集合写真

10月17日に、被災者及び被災者支援の活動を行っている方を対象にした日帰りバス旅行を24名の参加を得て開催しました。(浪江町15名、双葉町1名、福島市1名、いわき市1名、大熊町2名、富岡町2名、ほか1名)

「縁joy・東北」inマザー牧場

マザー牧場での集合写真

11月16日にマザー牧場の協力(入場料、駐車料金無料)を得て開催。牧場内の屋内施設で交流会や弁護士や臨床心理士、保健師による専門家相談会を実施しました。参加者数は大人95名、小学生7名、幼児5名(うち避難者大人45名、小学生5名、幼児5名)

情報紙「縁joy」の編集、発行

情報紙「縁joy」の画像

千葉県内の避難者に向けた情報紙を9月から毎月初旬に発行(A4両面、2,500部)、被災地の自治体の協力を得て、福島県からの避難者ほぼ全世帯に送付するとともに、千葉県内の公共施設(市民活動支援センター等)に設置しています。

事業の成果

人材育成

実行委員会・情報交換会等に参加していたメンバーが中心となり新たに9月から千葉市若葉区で交流サロン「『お茶っこ』しよう会」が始められています。

ネットワーク形成

被災者支援の活動を継続的に行っている約10団体が定期的に情報交換をするための場を持ったことで、県内の被災者状況及び支援状況についての把握と今後の取組みについての情報共有ができています。
また、事業実施にあたり、千葉県危機管理課をはじめとする県内の複数の自治体の担当課の協力を得ています。


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