福島第一原子力発電所5号機における使用済燃料プールの冷却一時停止
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月8日更新
平成26年7月6日、福島第一原子力発電所5号機において、海水冷却系より海水が漏えいしていることが確認されたことから、当該の系統により冷却していた使用済燃料プールの冷却系を停止したとの報告を東京電力(株)から受けました。
このことについて、県では、現地事務所(楢葉駐在)職員が現場確認を行いました。
また、東京電力(株)に対して申し入れを行うとともに、庁内関係課長会議を開催しました。
その後、平成26年7月8日、福島第一原子力発電所5号機原子炉の冷却に使用している系統で使用済燃料プールの冷却を再開したとの報告を受けました。
なお、県では、現地事務所(楢葉駐在)職員が系統切替の立ち会いを行いました。
当面は、原子炉と使用済燃料プールの冷却を交互に行います。
概要
東京電力(株)ホームページ
報道関係各位一斉メール
- 福島第一原子力発電所 5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について
- 福島第一原子力発電所 5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について(続報)
- 福島第一原子力発電所 5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について(続報2)
- 福島第一原子力発電所 5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について(続報3)
県の対応
東京電力(株)への申し入れ
福島第一原子力発電所5号機において発生した使用済燃料プールの冷却一時停止について、下記のとおり申し入れを行いました。
記
- 日時 平成26年7月7日(月曜日)13時30分から電話による申し入れ
- 申入者 生活環境部次長(県民安全担当) 玉根 吉正
- 申受者 東京電力株式会社 執行役員福島第一廃炉推進カンパニー・バイスプレジデント 河井 雅彦
- 申入内容
(1) 残留熱除去系による原子炉と使用済燃料プールの交互冷却を行うとのことであるが、十分に管理をしながら安全かつ確実に実施するとともに、漏えい箇所の補修等を早期に行うこと。
(2) 県民の不安を招くことのないよう、対応状況について、復旧の見通しを含め、分かりやすく丁寧に情報提供すること。
庁内関係課長会議
記
- 日時 平成26年7月7日(月曜日)14時00分から
- 場所 本庁舎 3階 農林水産委員会室
- 出席者 生活環境部次長(県民安全担当)、直轄参事(兼)総合安全管理課長、エネルギー課長、避難地域復興課副課長(兼)主任主査、災害対策課主任主査、放射線監視室長、原子力センター所長、地域医療課長、水産課主幹(兼)副課長、土木企画課主幹(防災・システム担当)、原子力安全対策課長
- 議題
福島第一原子力発電所5号機における使用済燃料プールの冷却一時停止について - 会議資料
・福島第一原子力発電所5号機補機冷却海水系弁からの漏えいについて [PDFファイル/399KB]
・非常時熱負荷運転(残留熱除去系による使用済燃料プール冷却)概略図 [PDFファイル/366KB]
・原子力安全対策課楢葉町駐在職員による現場確認状況について [PDFファイル/635KB]
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