- DAY 1
- 2021.10.25
- 噴火による被害と恩恵
持続可能な食を学ぶ - view more
ふくしまの自然公園は、
豊かな自然環境や歴史・文化、温泉などの魅力にあふれており、
新しい働き方であるワーケーションの適地です。
自然公園のアクティビティや環境保全、
さらには地域の人々との交流を取り入れた
ふくしまならではのワーケーションを促進します。
ふくしまの自然公園は、豊かな自然環境に恵まれ、雄大な景観や自然との共生の中で育まれた歴史・文化、温泉などの地域資源を数多く有しています。
首都圏からのアクセスも良く、登山やサイクリング、キャンプ、ウィンタースポーツなど、年間を通して様々なアクティビティが楽しめます。
今日、テレワークが普及し、新たな働き方であるワーケーションが注目されています。
豊かな自然を活かしたアクティビティや環境保全活動、さらには地域の人々との交流を取り入れたワーケーションを提供することで、多くの方々にふくしまの自然公園を訪れていただき、ふくしまならではの魅力を体感していただくことを目指しています。
今回、ふくしまのワーケーションの磨き上げと魅力発信のため、各地でワーケーションやアドベンチャーツーリズム等の普及促進に取り組む有識者の方々をお招きしてモニターツアーを開催しましたので、ぜひご覧ください。
磐梯朝日国立公園を代表する名山、磐梯山は、「宝の山」と呼ばれ、福島県のシンボルとして親しまれています。南麓の表磐梯では、「会津富士」とも賞される穏やかな山容を呈していますが、北麓の裏磐梯からは、1888年(明治21年)の大規模な噴火による山体崩壊がもたらした荒々しい表情を見ることができます。
多くの人命が失われ、未曾有の災害となった磐梯山の大爆発は、桧原湖や五色沼などの数多くの湖沼群を生み出し、その後の人々の緑化の努力と相まって屈指の自然美を形成しています。
その激しくも美しく、豊かなシチュエーションを実際に巡り、体感しながら自然との共生へのヒントを探る旅です。
自然や文化、アクティビティを組み合わせたアドベンチャーツーリズムから、心と身体をストレスから解放する癒しのプログラムまで、裏磐梯ならではの多彩な魅力をちりばめた魅力的なコンテンツを2泊3日の旅で満喫します。
日光国立公園は福島・栃木・群馬の三県にまたがり、公園区域の大半は山岳地です。福島県側に位置する甲子高原は、日光国立公園の北東端に位置し、福島県西郷村から宮城県を抜け太平洋へ流れる阿武隈川の源流地帯にあります。地形上水に恵まれた高原であり、深い原生林と随所に刻み出された渓谷がつくりだす四季折々の美しい景観が広がっています。
また、源流の地から会津高原に入ると、江戸時代の宿場町の風景を今に残す「大内宿」へ足を伸ばすことができます。
阿武隈川源流の豊富な水が育む食や文化、それらを活かした地域の取組、さらには茅葺(かやぶき)職人の技能継承の課題など、地域の方々との交流を通じた「本物の学び」を2泊3日で体験します。
磐梯朝日国立公園の表磐梯、福島・猪苗代地域では磐梯山や安達太良山のダイナミックな山岳景観、湯量豊富な温泉や手つかずの自然が残るなど、この地域の多様な地域資源を活かし、人との交流やまちづくりを実践するプレイヤーが数多くいます。
プログラムに含まれる土湯温泉の取組もその1つ。東日本大震災と原子力発電所事故による風評被害から観光客減少という課題に直面し、震災からの復興に加え、バイナリー発電と再生可能エネルギーによる自走型のまちづくりを始めました。
このほか、地域で活躍する様々なプレイヤーが新たな挑戦に取り組む姿やその過程をアクティビティを通して学ぶことで、逆境を転機に変える新たな価値観の醸成を図ることが出来ます。
震災や風評被害という逆境を乗り越える福島の人々と交流し、ワーケーション参加者の気づきを促すプログラムを2泊3日で体験します。